もう、いらない。面倒な人間関係を片付けてすっきりしよう
しかし人とのつながりで大切なのは「量」より「質」です。
本質での「つながり」を考え、なにが大切か。なにが不要か。自分の持つ人間関係を見直してみましょう。
今回は、面倒な人間関係の対処方法について、ご紹介します。
目次
- ○ いらない人間関係をかたづけると人生が変わる?
- ○ 幸せになるために断ち切るべき5つの人間関係
- ・1. 相手を管理、支配する
- ・2.なんとなく入っているコミュニティー
- ・3.利用目的で近よる
- ・4.感謝がない
- ・5.高圧的で人を見下す
- ○ 友達の数は幸せの指標か
- ○ 人間関係を断つメリットとデメリット
- ・人間関係を断つメリット
- ・人間関係を断つデメリット
- ○ まとめ
いらない人間関係をかたづけると人生が変わる?
人と関わるとき、どのような関係でも必ずストレスは生まれます。ストレスフリーがいい関係ではありません。
重要なことは、エゴではないポジティブな経験が得られるか、なのです。
物ごとには必ず良い面と悪い面があります。
ポジティブな経験よりもネガティブな経験が多ければ、自分を消耗して疲れ切ってしまい、本当に必要なことをするためのエネルギーまで奪っていくでしょう。
ネガティブな人間関係にしばられているなら、関わっている理由を考えてみてください。
前向きな理由が見つからないのなら、思い切って離れてみましょう。
断ち切ることは、それ相応の覚悟と勇気が必要です。
しかしその対価も与えられます。
例えば
・悩みやストレスからの解放
・時間や心に余裕が生まれる
・同調圧力がなく、自由に行動できる
時間や労力に自己投資して人生をより豊かにすることも可能です。
幸せになるために断ち切るべき5つの人間関係
いらない人間関係とはどのようなものがあるのでしょうか。
5つ、リストアップしました。1つずつ見てみましょう。
1. 相手を管理、支配する
毒親、毒友、毒パートナー…
さまざまな手段で相手を自分の期待する通りに動かさないと気が済まない。
肉親であろうが他人であろうが、本人以外の人を管理し、支配しようとする人間関係は正に毒です。
関係が近ければ近いほど問題は深刻といえるでしょう。
支配欲を本気で相手のためだと思い込んでいるためです。
自分の心を殺さなくてはいけない関係は、真っ先に断ちましょう。
2.なんとなく入っているコミュニティー
職場や学校、ママ友など、社会生活上
「なんとなく仲間に入っていないと不安」
「関わっていないと悪口やいじめのターゲットにされるかも...」
流れで入ったコミュニティーで、きゅう屈に感じストレスを溜めていませんか?
・なぜか疲れる
・苦手な人がいて居心地が悪い
・相手の都合でふり回されてしまう
・自分の時間が取れない
そのほか、マイナス要素ばかり出てくるのならつき合う必要はありません。
心身ともに調子を崩しますし、相手にも失礼です。
3.利用目的で近よる
極端な言い方、人は基本的には利用しあって生活を営んでいます。
しかし私利私欲で利用されるのは、いい気持ちではありません。
あからさまに分かる場合は予防線を張れますが、承認欲求を巧みに使い「頼り」「ほめて」くる人もいるので、要注意です。
観察してみましょう。その人は助けが必要なとき、そばにいてくれますか?協力してくれますか?
利用されそうになったらき然とした態度で断りましょう。
4.感謝がない
いつも不平不満を口にして、感謝ができない人がいます。
どんな立場や相手でも敬意をはらい感謝をすることは、人間関係において大切な要素です。
感謝のない人と関っていると、嫌な思いをすることが多いでしょう。
5.高圧的で人を見下す
自分が絶対に正しいと信じて疑わず、高圧的になる人。
上からものを言い、気に食わないことがあれば自己正当化して相手を攻撃することもあります。
やむを得ず関わらなければならない状況でも、一線を引き、なるべく離れましょう。
友達の数は幸せの指標か
繰り返しになりますが、人間関係で重要なのは「量」ではなく「質」です。
脳の特徴からも「人間関係は狭い方がいい」と科学的に証明されています。
お互いに刺激し、成長しあえる人との関わりは、人生において大切な財産となります。
つきあう人数にはそれほど意味はありません。
人間関係を断つメリットとデメリット
人間関係を断つメリット、デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
人間関係を断つメリット
自由になります。
煩わしい人間関係を断ち切ることで、それまで費やしていた時間も労力も、自分に使えるのです。
自由にともなう責任をきちんと取れば、何をしてもOK。
遠慮やがまんをしていたことが、気兼ねなくできるでしょう。
人間関係を断つデメリット
・孤独
うれしいことや感動した気持ちを、分かち合えないさみしさがあるでしょう。悲しく辛いことがあっても、より添ってもらえません。
・重い病気やケガをしたとき、頼れる人がいない
病気やけがは、程度が重ければ自力ではできないこともあります。弱っているときに頼れる人がいないのは、とても心細いでしょう。
・考えが偏る
1人でいると対比や客観的視点がないので、考え方が偏ります。
「思考は偏るもの」を前提に、ちがう角度から物事を見る習慣が必要です。
まとめ
人間関係に大切なのは「質」です。
悪影響のある人間関係を放っておくと、心も体もバランスを崩します。
なぜつきあうのかの基準と価値をはっきりさせて、相手を選びましょう。
つき合う相手によって、人は性格さえも変えられます。
前向きで意識の高い人とのつながりは、自分を成長させ、自由になっていくでしょう。
勇気を出して自分の心に素直に行動してください。
全ては自分でコントロールできます。逆に言えば、つらい状況さえも自分で選んでいるのです。
感じている違和感は、自分にとって何が大切かを今一度見つめ直す機会かもしれません。
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