Blog ブログ

Blog

HOME>ブログ>【強い心の作り方】強い心で楽に生き、弱い心で人と深くつながる方法

生きづらさ・人生の問題

【強い心の作り方】強い心で楽に生き、弱い心で人と深くつながる方法

自分の特性に合った仕事をする

「私は心が弱くて傷つきやすい」
「もっと心が強くなれば、生きやすくなるのに」
「こんな弱い人間ではだめだ!」
と自分にダメ出ししていませんか?

弱い心のままでいいのです。
弱い心を大切にすればするほど、強くなれるのです!


その道を一緒に歩いていきませんか?


目次

弱い心を否定していると、もっと弱い心になる!?

あなたは
「私は心が弱いから傷つきやすく、生きづらい」
「人から何を言われても平気になりたい」
「自分の思うことをやれる強さがほしい」
と思っていませんか?

「弱い心はダメだ!」と、自分の弱い心を否定していませんか?

弱い心を否定して強い心になろうとしてもうまくいきません。
本当の自分が分からず、他者とも深くつながれず、生きづらいと感じているのは、
弱い心だからではないのです。

【弱い心のままに強くなる】とはどういうことかみていきましょう。





弱い心が共感力を生み、人と人をつなぐ

弱い心の自覚が、共感を生み出し、人との交流を深めます。
共感が生まれるの目撃して、心ふるえた瞬間を紹介します。

孫のマルくんが1歳6か月の夏の夜、母ちゃん(長女)が第2子の陣痛が始まってバタバタと病院に行ってしまいました。じいちゃん(私の夫)も仕事があるから名古屋に帰り、私1人が千葉に残りました。
「こんやは かあちゃん かえってこないから、とうちゃんと ねようね」と、父ちゃんに手をひかれて寝室にむかうハルくんが、私の目を深くとらえて、互いの心をたしかめるようにやさしい声で聞きました。
「バアチャン、ジイチャンガ イナクテ サミシクナイノ?」
私は答えました。
「さみしいけど、あしたの あさ、ハルくんが おこしに きてくれるから、だいじょうぶなんだ」
 これまでも私ひとりが泊まっていたことがよくあったのに、「ひとり」のさびしさを心配してくれたのはそれがはじめてだった。生まれてはじめて母ちゃんのいない夜、ハルくんは「ひとり」を知りました。父ちゃんはいるけど母ちゃんがいない夜を「ひとり」で生きるさびしさや不安は、人生で味わうコドクの原形になるかもしれません。
「ひとり」の痛みをはじめて知って、これまで気づかなかった、ばあちゃんの「ひとり」に気づきました。
自分の胸に宿った想いが、他者の胸の内を照らして見せたのです。






弱い心の奥にある「見捨てられる恐怖」

5日後、無事、母ちゃんは、少し前のハルくんにそっくりの赤ちゃんといっしょに帰ってきました。見知らぬかわいい赤ちゃんを大切に抱いて、母ちゃんがおっぱいをあげようとしたその瞬間、ハルくんは「ギャー――!」と叫んで、母ちゃんと赤ちゃんの2人を見ないように顔をゆがめて、前の一点を見つめて走って逃げました。やっとおっぱいから卒業したばかりのハルくんの心が引き裂かれたオトが聞こえたようでした。
それを聞いた私の心も引き裂かれるような痛みを感じました。
子どもは、心が引き裂かれるような瞬間をくぐりぬけて大人になっていく。
大人になってからも、私たちの弱い心の奥底には、ハル君の味わったような、心が吹き裂かれる瞬間が今も生きているのかもしれません。





強い心でもう引き裂かれないぞ!

幼かった私の心も、幾度か引き裂かれたことがありました。しかし、成長するにつれて簡単には引き裂かれなくなりました。つらいことや大変なこともあったけれど、心が引き裂かれきれなくなったのだ。悲しみ苦しみに溺れそうになっていても溺れきれない。飲みこまれているようで飲みこまれきれない。心のどこかに自分で自分を操作して、
「出口がない。けれど、何か方法はある」
「どんなに苦しくても同じ状態は五年と続かない」
「今はつらいけれど、このことが私の経験として生きる日がきっとくる」
と教えている自分がいる感じがします。
ずいぶん私の心も強くなってきたような気がします。





張りぼての強い心ではなく、弱い心のままつながって生きる強さ

でも、引き裂かれることを恐れて、無意識に生の感情をラップで包んで、じかには触れられないようにしているのかもしれません。感じない心は、引き裂かれないから。
こうして心は強くなったように感じるし、時に人に励ましを与えることができると思うほど頑丈になった感じがします。そうやって生きやすくなったけれど、失ってきたものはもう取り戻せない気もするのです。自分の心に触れられなければ、ハルくんのように「サミシクナイノ?」と人の心に問うことはできません。
ハルくんは、もうすぐ6歳になります。強く生きてほしい。でも、弱くてもいい。
だって、傷つくのが怖くて、自分の心を鈍感にさせて、張りぼての強さを作っていても、本当の自分とつながれないし、他者とも深くつながることはできないから。





自分の弱さを正しく知る者だけが、強い心を持つ

自分の弱さは、いやな気分(ネガティブ感情)として感じられます。ネガティブな感情(怒り、悲しみ、怖れなど)は気分が重くなるだけでなく、ネガティブ感情を持つこと自体がよくないことだと勘違いして、自分をダメな人間だ、弱い人間だと、ジャッジしていませんか。だから、ネガティブ感情を消そうとしたり、見ないようにしたりして、なんとかポジティブな感情を取り戻そうとします。「なんでもポジティブに考えればよい結果になる」というポジティブシンキングですね。
ポジティブシンキングでうまくいくようなことは、おおいにポジティブシンキングでやっていけばいい。
でも、ポジティブシンキングによって否定されたネガティブな感情は、蓋をされ圧縮され自分の意識の奥深く潜んでいくことになります。自分の弱さから逃れようとするとすればするほど、自分のよわさから逃れられなくなります。





正しく安全な方法で弱い心のままで強くなろう!

まとめ

自分の弱さを知り受け入れることができると、心と体の重心がグッと下に下がって安定する。
しかし、自分の弱さを見つめ、受け入れることは、なかなか難しいです。
ネガティブ感情の底なし沼に落ちていくような怖さがあります。

この怖さを突破するのは、実は簡単なのですが、正しい方法を知らないと一人ではむずかしいです。専門家が伴走することで、その方法を体験すれば、自分一人でも短時間で簡単に突破できるようになります。(自分と向き合えていないカウンセラーやコーチに頼るのも、避けたいです)



メールマガジンのお申込みはこちら


体験セッションのお申込みはこちら





正しくて安全な方法で、自分の弱い心に気づき、大切にし、弱い心のままに強くなれれば、人は弱いままで強くなれます。弱い心が実は強い心を支えてくれることを体感できます。

SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧