行動できない人が言い訳なしで行動できるようになる方法
目次
- ○ 私「言い訳」してました~!
- ・仕事をしたら環境破壊する!?
- ・地球規模の言い訳
- ・またまた、言い訳してました
- ○ 家族が反対するからできません
- ・実例:かっちゃんの場合 夫と母からの大反対
- ・自分が変わると、他人が変わり、人生が変わる
- ・確信の強いほうが勝つ
- ○ 本当の理由を知れば、行動できる
私「言い訳」してました~!
人は
行動したいのに、行動できないとき
行動しないほうがいい!
と自分を説得できる言い訳を
無意識につくりだす!
ああ~ 私も
言い訳
つくってました~。
自分の
すばらしい「言い訳」力
に最初に気づいたのは
数年前。
仕事をしたら環境破壊する!?
「教員を定年したら
コーチングの仕事を始めよう!」
と考えていたころ
真剣に悩んでいました。
「ビジネスを始めると
地球環境を破壊するから
コーチングの仕事をしない方がいい
のではないだろうか???」
とマジに
悩んでいました。
確かに
セッションに出かければ
地下鉄を使うし
ブログを書けば
パソコンも使う。
むだな電力消費は
環境破壊につながるでしょう!!
もちろん
環境破壊は深刻な危機だけど
実際に
電力消費量を減らす方法について
考えていたわけでもなく
ただ、
自分が行動できないことを正当化するために
「私がビジネスしたら環境破壊になる!?」
とすごい言い訳を考え出していたのです。
(ひまさえあれば旅行して
車や飛行機のガソリン消費している私が!! 笑)
こうまでして人は
自分が行動しない理由を考え出すんですね!
(いや、私だけ?)
地球規模の言い訳
「コーチング=環境破壊」説
は、行動できない自分を正当化する言い訳でした。
実際は
コーチングを仕事にしたい!
でも
何から始めたらいいか分からない。
やるべきことが分かっても、やる気が起きない。
やれる自信もない。
失敗が怖い。
どうせ私にはムリ(-_-;)
だから
無意識に自動的に
コーチにならなくていい道をさがす。
いや、
コーチになってはいけない理由を考えだす。
でも、これ
無意識にやっていたんです。
言い訳だとバレず
しかも自分を納得させるには
「地球規模の言い訳」
じゃないと効果ないのです。
ところが最近
またまた
すごい言い訳を
自動的に作っていました!
またまた、言い訳してました
最近
気分が停滞し
「行動したいのに、できない」状態が続いていました。
するといつの間にか
考え始めていました。
「私のやりたいのは、この方向性ではない!」
「もっと本当に本質的なことを目指したいんだ!」
「方向性」とか「本質的」とか言っていると
行動しない自分を正当化できるんです。
でも
先日
友人があるセミナーに誘ってくれました。
参加するためには
簡単な自己紹介文を
その日の午後3時までに提出しなければなりません。
あら大変!
あわててパソコンに向かって
自己紹介文を書いていたら
内側からみるみるエネルギーが湧いてきて
やる気がみなぎって
サクサク行動できました
自分でもあきれるほどあっさり
さっきまでの高尚な言い訳は消えてなくなりました。
ああ~、また
行動できない理由を自動探索して
高尚な言い訳を作ってましたわ~~
デカくて高尚な言い訳は
こうどうできない自分を正当化してくれる!
でも
こういう
言い訳しているのは
私だけじゃないです。
セッションの中でもよくあります。
家族が反対するからできません
やりたいけれどできない
という悩みによく出てくるのが
家族が反対するから、
やりたくてもできない!!
しかし
これも自分に行動させないための
言い訳なんです。
周りだけじゃなくて
自分を納得させられる
すばらしい言い訳なんです。
この理由さえあれば
やりたいこともやらなくていい。
がんばらなくていい。
やり始めて失敗することもない。
できない自分に傷つかなくていい。
でも、
「ほんとうに
家族からの強固な反対があって困ってるんです!!」
と多くの方が言います。
そうなんです。
それくらい強力な反対じゃないと
行動しない自分を
納得させられないんです
でも
だからと言って
家族の反対を無視して押し切ってしまっても
やりたいことがうまくいく前に
家族との関係が悪くなってしまいますよね。
じゃあ、どうしたらいいんでしょうか!?
実例:かっちゃんの場合 夫と母からの大反対
かっちゃんは
仕事熱心な夫と2人のお子さん(中学3年、小学6年、3年生)の5人家族。
パートで働いていましたが、もっと自分の資格を活かした仕事をしたいと思い
夫と自分の母親に相談しました。
すると夫も母親も
「むりして働かなくていい。それより、子育てをしっかりやるべきだ!」
と強く反対しました。
しかし、3か月後
どうしてもあきらめきれずにもう一度、夫と母親に相談しました。
そうしたら今度は「そうだね、せっかく資格があるんだから、がんばったら。応援するよ」と2人から背中を押されてしまいました。
よかったね、かっちゃん!
でも
かっちゃんは怒っていました。
「2人とも、3か月前には、人の夢を砕いたくせに
今度はあっさりと『がんばれ!』にかわるなんて
無責任すぎる!!
私の人生をいいかげんに扱うな!!
そんなに簡単に変わるな!!」と。
でもね
最初に変わったのは夫とお母さんではなくて
かっちゃんだったんです。
自分が変わると、他人が変わり、人生が変わる
セッションで本当の自分をみていくうちに
かっちゃんが変わったのです。
浅いレベルでの思考ではなくて
深い無意識レベルでの前提が変わったのです。
自分の無意識の前提が変わったので
深い関係の人が変わります。
自分の無意識の前提が変わったので
現実が変わったのです。
かっちゃんの中で
資格を生かして働きたい!
という大切な鍵が
かっちゃんの心の奥の鍵穴に
カチッとはまったのです。
鍵が鍵穴にはまっていないと
かっちゃんの全身から
不協和音が生まれてきます。
すると
「私がやりたいと言っているけど
ほんとうはやりたくない気もするから
反対してくださ~い」
というメッセージとなって相手の無意識に届きます。
鍵が鍵穴にカチッとはまると
不協和音が美しいハーモニーになり
すがすがしいメッセージが相手に届きます。
「私がこれをやったら
私もあなたももっと幸せになるよ」と。
これを別の言い方にすると
確信の強いほうが勝つ!!
となります。
確信の強いほうが勝つ
最初は
かっちゃんの
「私は働きたいんだ!」という思いは弱く
まわりの人の「母親は子育てに専念すべきだ!」という確信のほうが
強かったのです。
でも、
セッションの中で
かっちゃんは本当の自分に出会い、
「資格を活かしていきいき生きる私!」という自己イメージが
クリアに強固になり
夫や母親の「母親とはこうあるべきだ」の信念より強くなったのです。
いつも
確信の強いほうが自然に勝つのです。
本当の理由を知れば、行動できる
かっちゃんは
働きたい理由と働けない理由がバッティングして
苦しんでいたけれど
無理やりどちらかを選択する必要はなくなりました。
ほんとうの自分とつながればつながるほど
対立する2つの理由のもっと奥にある
本当の理由を見つけることができたのです。
本当の理由は
自分でもなかなかつかめていません。
「行動したいが、行動できない」の悩みは
本当の自分を知ることで解決できます。
行動したい本当の理由と
行動したくない本当の理由とを
丁寧に見ていくと
「行動したいが、行動できない」の奥にある
本当の自分が見えてきます。
「行動したい自分」も正しい。
「行動したくない自分」も正しい。
どちらも正しいから悩んでいる。
どちらの正しさも否定せず
自分にとって最善の道を自然体で切り開いていける自分に
なりたくないですか?
私も新しいことを始めるときには
「行動したいが、行動できない」ループに
はまることがよくあります。
「行動しなくていい」もっともらしい理由を考えはじめている自分に
ハッと気づいて
ああ、また言い訳してた~!!
と気づきます(-_-😉
でも
そのたびに
セルフセッションで
「行動したいが、行動できない」自分の奥にある
より高次の本当の自分に出会って
そこから出発しています。
「行動したいが、行動できない」時の
いやな気分に浸っている時間はもったいない。
本当の自分をつかんで
やりたいことを実現させていく道を歩み始めましょう!
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