「子どもの問題は、親の問題である」とよく言われます。それは「子どもの問題は親のせいで起こっている」ということではなく、子どもがどう生きているかは、今、親がどう生きているかと全くイコールなのだ、ということなのです。だから、自分が親としてどう生きるか、自分の人生をどう生きるかそのものを追求していくことが根本的な問題解決の最速最短の道です。

小学校教員として4年間、高校教員として39年間、子どもたちの問題や家族の問題解決に携わってきて開発してきた「人間関係力学」を土台にして、「人間関係の生きづらさ脱出」の専門家として、セッションでは、お子さんとの具体的な問題の根源を扱っていきます。お母さんお父さんが自信を持って子どもと向き合い、子どもの問題を根本的に解決し、愛と喜びに満ちて、子どもの成長と一緒に成長するのを強力にサポートします。

もし、生まれ変わるとしたら、あなたは、もう一度、子育てがしたいですか？　
もう、したくないですか？

私は、生まれ変わっても、やっぱり、もう一度子育てがしたい！
だって、どんなに困って、悲しんで、怒っても、子どもを育てることで、未熟な私が否応なく成長してきたし、たくさんのたくさんの愛を知ったから。

私は、公立小学校で4年間、公立高校で35年間の教員時代に、不登校、引きこもり、怠学などの問題に多くかかわってきました。しかし、自分の子育てにはあまり生かすことはできせんでした。それどころか、教員としてのスキルや視点は、自分の子育てには役に立たないどころか、害にさえなることを思い知らされました。ひとりっ子であっても、何番目の子であっても、夫や家族の協力があってもなくても、どんな子育てもむずかしいときはむずかしい。

完璧な子育てなんてない。誰にとっても子育ては大変なもの、思うようにはいかないもの、失敗だらけのものです。

でも、子どもたちが成人した今、私は思っています。
「もし、もう一度人生をやり直すことがあるならば、子育ては必ずしたい！」と。

子育てのなかで、私はこうとしかやってこられなかった。でも、なんとかそれでやってきた。
それが、どんなに最低レベルでまちがっていて、反省と後悔だらけだとしても、子どもと共に生きて、一緒に成長してきた。その絶対的な「こうでしかない自分」で生きると、人ははじめて成長できるのではないでしょうか。
だから私は、もう一度人生をやり直すことがあるならば、子育ては必ずしたい！

今、あなたが子育てまっ最中で、悩み苦しんでいるならば、本当に自分の人生を真正面から生きているということです。おろおろ迷い、後悔し反省し、少しうまくいってもまだ駄目で・・・を繰り返している。それこそが、子どもと共に生き、一緒に成長しているということです。

でも、そこに、専門家の視点とサポートがはいるだけで、あなたがすごく楽になれることがあります。子どもが一番欲しいものは、お母さんの笑顔です。子どもが自分の人生を犠牲にしてでも欲しいものは、お母さんの幸せなのです。私も自分が子どもの問題で苦しんでいるときは、それぞれの専門家のサポートを受け、目の前が明るくなり乗り越えることができました。

私は教員としては、生徒と保護者の両方と面談を重ね、ライフコーチとしては、お子さん本人ではなく、お母さん／お父さんにセッションを受けていただいて解決してきました。

子どもの問題を解決するためには、子ども本人だけに注目していてもむずかしいです。
セッションでは人の心のものすごく深いところを扱っていきます。「こうでしかない自分」に一致すると、本当に不思議なことなのですが、重要な他者である近い関係にある人間関係が根本解決します。
 
 
あなたは、お子さんのことでどんな悩みを抱えていますか？

〈小さいお子さんなら〉
✔　子どもを愛せない・・・
✔　子どもと一緒に遊ぶ気になれない・・・
✔　子育てに自信が持てない・・・
✔　夫や親からの協力がなく孤独だ・・・

〈学齢期には〉
✔　子どもが何を考えているのか分からない・・・
✔　子どもの気持ちや考えが理解できない・・・
✔　子どもが学校の勉強についていけてない・・・
✔　子どもが不登校だ・・・
✔　子どもが引きこもっている・・・

〈成人後は〉
✔　子どもが自立できない・・・
✔　子どもの将来が不安だ・・・
✔　子どもに振り回されている・・・

だから、私は母親/父親失格だ！
もう、子育てを放り投げてしまいたい！
と、出口の分からない葛藤に苦しんでいませんか？

でも、出口はあるのです。ちゃんと、解決の方法があります。それを知らないだけなのです。
私も2人の娘を育てる中で、実にいろいろな悩みと格闘してきました。
重症のアトピー、いじめ、中学校の細かすぎるおかしな規則、高校の部活動の常軌を逸した厳しい指導、進路が定まらず休学や転校、友人とのトラブル・・・と、思い出したら本当にいろいろあって、時には暗たんたる気持ちで身動きが取れないことがありました。

実は、私は「お兄ちゃんばっか！」の怒りと悲しみを50代まで引きずっていました。だから、「子どもは平等に育てる！」という強い信念を持っていたにもかかわらず、いまだに長女からは「お母さんは妹ばっか！だった」と非難されています。他の人からは「楽勝」の子育てに見えていたかもしれませんが、内実はいつも必死でした。子育てには、「完璧」も「正解」もありません。

でも、子育ては、今よりずっとラクになったり、楽しくなったりすることができます。
子どもの問題も究極「人間関係の問題」ですから、自分が「どう生きるか？」の問題と直結しています。

「子どもの問題は、親の問題である」とよく言われますが、それは「子どもの問題は親のせいで起こっている」ということではなく、子どもがどう生きているかは、今、親がどう生きているかと全くイコールなのだ、ということなのです。だから、自分が親としてどう生きるか、自分の人生をどう生きるかそのものを追求していくことが根本的な問題解決の最速最短の道です。

小学校教員として4年間、高校教員として39年間、子どもたちの問題や家族の問題解決に携わってきて開発してきた「人間関係力学」を土台にして、「人間関係の生きづらさ脱出」の専門家として、セッションでは、お子さんとの具体的な問題の根源を扱っていきます。お母さんお父さんが自信を持って子どもと向き合い、子どもの問題を根本的に解決し、愛と喜びに満ちて、子どもの成長と一緒に成長するのを強力にサポートします。

実際にこれまで、私のコーチングセッションを受けていただいた方の変化は

★　不登校だった子ども（小学生、中学生、高校生）が、学校に行けるようになった。

★　引きこもりで家庭内暴力だった子どもが、一流大学に受かって下宿生活できるようになった。

★　遊んでばかりで卒業できるか心配だった高校生の子どもが、ちゃんと卒業して大学にも合格した。

★　子どもを心からかわいいと思えて、愛せるようになった。

★　夫が子育てに協力するようになった。

★　外ではおとなしいのに家の中では暴言や乱暴だった子が、外では元気になり家では落ち着いた。

★　子育ての不安がなくなり、子どもとの会話が増え、家の中に笑いが戻った。

★　学校の先生から理解が得られるようになり、協力体制ができた。　　など

 
苦しんで悩んでいる間にも、子どもはどんどん成長していきます。子どもの問題の解決に取り組むのは、早ければ早いほどいいし、根本解決が必要です。
子どもと共に生きて、愛と喜びに満ちている人生にしましょう。

人間関係がうまくいかないのは、自分の能力が低かったり性格が弱かったり、コミュニケーション力が低いのが原因だと思っていませんか？
もちろん、マインドを強くしたり、コミュニケーションスキルを学んだりすることで、少しは改善できるかもしれません。しかし、それらはすべて、「今の自分ではダメ」だから、マニュアル操作で「より良い自分にならなければならない」という欠乏感、渇望感で自分を追い立てることになります。

「自分を変えなきゃ！」と思いこんでいると、いくらスキルアップしても、コミュニケーション能力を高めても、人間関係の基本パターンは変わりません。根本解決しないまま一生働き続けると、いくら努力しても空回りになります。

職場の人間関係が心に重くのしかかり、仕事のパフォーマンスが下がっていませんか？
そのために出社するのが憂うつになっていませんか？

職場の人間関係の問題は、働く者の悩みの第1位だという調査結果があります。実際、クライアントさんからは、職場の人間関係についての問題解決の依頼がとても多いです。職場での人間関係が良好であれば、単調な仕事でも、困難な仕事でも、前向きに取り組めるようになり、「働きがい」「生きがい」を持ちやすくなります。

✔　同僚からあからさまないじめを受けている・・・
✔　同僚の言葉、態度、癖ががまんできない・・・
✔　上司が厳しすぎて、メンタルが保てない・・・
✔　一貫性のない無能な上司に嫌気がさしている・・・
✔　部下とうまくコミュ二ケーションがとれない・・・
✔　部下から軽く見られている・・・
✔　周りからの評価が気になって仕方がない・・・
✔　今の仕事に、意味もやりがいも感じられない・・・　
✔　今の働き方では、この先続けていける気がしない・・・
✔　こなさなければならない仕事の量や責任におしつぶされそう・・・
✔　仕事と家庭の両立を困難に感じている・・・
✔　仕事はできるが、同僚や部下に対する配慮が足りないと指摘される・・・

これらもすべて人間関係の問題なのです。

今の仕事に、苦しさやつらさを感じて「もう転職したい！辞めてしまいたい！」と、出口の見つからないような困難を感じていませんか？こんな状態では心のエネルギーが消耗しきってしまい、思うように仕事が進むはずがありません。

クライアントさんの多くは職場の人間関係の問題を抱えていましたが、「セッションを受けた翌日に相手の態度が激変した」という例がたくさんあります。セッション以外では何も努力していないのに、周りの状況がよくなります。すると、仕事に対するモチベーションが上がって、サクサク仕事がはかどります。それまで、働く意味を見出せなかった仕事が、おもしろくなったり、やりがいを感じるようになります。

同僚、上司、部下との人間関係にもう困らない！仕事に意味ややりがいを見出し、職場もプライベートもうまくまわるたった1つの根本解決方法があります。
同僚、上司、部下との人間関係に悩まなくなって、自分らしく楽しくやっていて、仕事に自信とやりがいをもって元気に取り組めるようになるあなたにとっての根本的解決方法があります。

人間関係がうまくいかないのは、自分の能力が低かったり、性格に弱いところがあったり、コミュニケーション力が低いのが原因だと思っていませんか？もちろん、能力を高めたり、マインドを強くしたり、コミュニケーション力を高めたりすることも、一定程度の効果は期待できるかもしれません。しかし、それらはすべて、「今の自分ではダメ」だから、マニュアル操作で「より良い自分にならなければならない」という欠乏感、渇望感で自分を追い立てることになります。

焦った気持ちで、「○○力を身につけなければ、解決しない！」と思ってこんでいると、いくらスキルアップしても、コミュニケーション能力を高めても、現状は改善しません。根本解決しないまま一生働き続けるのは、本当に大変です。

しかし、自分らしく楽に職場の人々と関わり、仕事にやりがいを感じて本来の力が発揮しながら、充実した人生を送れるようになる方法があります！

私自身はこれまで、39年間教員として 3,000件以上の生徒、保護者の相談にのり8年間カウンセラー・コーチとして、2,000件以上のセッションでさまざまな悩みや問題を解決してきました。クライアントさんが短期間で悩みを解決し、本当の自分のままで、人と楽に生きて、もてる自分の素質を最大に生かすようになります。

その方法はシンプルなのにとても深く、セッションだけで変わり、元に戻りません。実際にこれまで、「時空統合セッションコース」を受けていただいた方々は、以下のような結果を手に入れています。
 
 
★　お客さんからの過度な要求やクレームをされなくなった。
★　気になってしかたなかった同僚の言葉や態度、行動が、まったく気にならなくなった。
★　先輩や上司から高圧的で厳しい接し方をされなくなった。
★　問題が生じてもすぐ立ち直り、必要なら、同僚、上司の力を借りながら解決できるようになった。
★　仕事の内容や道筋がクリアに見えるようになって、ミスが減り、効率的に仕事をこなせるようになった。
★　会議で自分の意見が伝わりやすく言えるようになり、尊重されるようになった。
★　親との関係を解決したら、お客さんや同僚との人間関係が劇的に改善した。
★　人から軽く見られたり、見下されたりしなくなった。
★　仕事に対してやりがいを感じるようになり、自分に芯ができた。 など

あなたが、本来もっている本当の力と主体性を発揮して、仕事もプライベートも充実し、豊かな人生を創造するサポートを行っています。

「生きづらさ」とは、「自分が生きている」ことについての違和感、不安感、閉塞感、焦燥感かもしれません。
中には、「人生をどう生きたらいいか？」「生きる意味は何か？」と常に自問している人もいるでしょう。
そんなあなたのために、生きづらさを脱出して、自分が自分であること、生きて存在する歓びをいっしょに探究できるのが「時空統合セッション」です。

このセッションでは、あなたがあなた自身と深くつながることをどこまでも追求します。
深くつながるというのは、深く降りていくと同時に、認識の次元を上げていくことでもあります。自分の内なる本質を掘れば掘るほど、それは哲学的なまなざしにもなっていきます。

より本質的なものを求める人、より深く理解することを欲する人にも、「時空統合セッション」をお勧めします。

最近、生きづらさを感じている人がとても多いです。しかし、昔に比べて、生きるのが大変な人が実際に増えているのでしょうか？　昔は「生きづらさ」というふうには感じなくて、「生きている意味が分からない」「生きがいを感じない」などという言葉でとらえていただけかもしれません。私のところに来て下さるクライアントさんの中で、「生きづらい」と感じている方は多いです。

具体的には、

✔　家族と心が通じ合わない・・・
✔　職場で浮いている・・・
✔　人と深い関係になれない・・・
✔　誰も自分をわかってくれない・・・
✔　自分の気持ちも人の気持ちもよく分からない・・・
✔　人とのトラブルが多い・・・

などの問題の根底に「生きづらさ」を感じている方が多いようです。

言い換えれば、「生きていることそのもの」のつらさ、違和感、不安感、閉塞感、焦燥感かもしれません。
中には、「人生をどう生きたらいいか？」「生きる意味は何か？」と常に自問している人もいるでしょう。

そんなあなたのために、生きづらさを脱出して、自分が自分であること、生きて存在することの喜びをいっしょに探究できるのが「時空統合セッション」です。

この「時空統合セッション」では、あなたがあなた自身と深くつながることをどこまでも追求します。
深くつながるというと、深く降りていくイメージがあります。が、実はそれは同時に、認識の次元を上げていくことでもあるのです。自分の内なる本質を掘れば掘るほど、それは哲学的なまなざしにもなっていきます。

その時の入り口になるのが、日々の具体的な悩みであり、常に漠として覆っている「生きづらさ」であったり、どう追求したらいいのか分からない「どう生きるか？」「生ききる意味とは？」であったりするのです。
そういう、より本質的なものを求める人、より深く理解することを欲する人にこそ、「時空統合セッション」をお勧めしたいと思います。

「時空統合セッション」を受けた方は、こんなふうに言っています。

★　前はどうしてあんなに生きづらかったのか、今までは分からない。
★　体のいたるところにあった痛みやしこりが溶けた。
★　自分の真の願望とつながったとたん、エネルギーがずっとあふれているのを感じる。
★　焦りも不安もなくなった。と言うより、今も少しはあるかもしれないが、全然平気になった。
★　今までむずかしくて分からなかった哲学書が、当然のことが書いてあるだけだと理解できる。
★　自分が確かな土台の上に立って生きている感覚になった。　　　など

 
生きづらさから脱出し、存在する喜びを、いっしょに探究しましょう！

なぜ、「時空統合セッション」で、深刻な問題が解決し現実変化が起きるのか？
その理由の中の最大の3つを説明します。

【1】「原因論」ではなく「目的論」で、どこまでも次元をあげるから

【2】ポジティブシンキングではなく、ポジティブとネガティブを統合するから

【3】自分とつながり、他者や世界とつながれるから

なぜ、「時空統合セッション」で、深刻な問題が解決し現実変化が起きるのか？その理由の中の。最大の3つを説明します。
 
 
【1】「原因論」ではなく「目的論」で、どこまでも次元をあげるから

誰か、何かのせいにするのが「原因論」です。しかし、そもそも、原因と結果の関係（因果関係）は、長年の膨大な調査でも特定がむずかしいものです。人間の記憶は本当にいい加減なもので、記憶をかたよらせ塗り固めて「○○のせいで、私はこうなった」というストーリーをつくりあげます。その結果、「犠牲者マインド」「被害者マインド」を持ち続けます。その心のベースにあるのは不幸感です。原因論では、幸せになるのはとてもむずかしいのです。

では、どうすればいいのでしょうか？

その答えとなるのが、「目的論」です。
人は常に未来に向かって変化していくものです。自分の望む未来を作りだしたくて、悩みを作りだしているのです。無意識の中には、自分でも気づいていない「目的」「願望」があります。自分の悩みを作りだしている根本的な目的に気づくだけで、今の悩みが悩みでなくなり、もう同じことでは悩めなくなってしまいます。

さらに、目的の次元を上げていき、「人生の目的」や「生きる意味」が明確になってくると、自分に今起きていることの深い意味を感じるようになります。自分の奥の奥にある意図・目的の方を向いて、今を生きていることが分かります。

人は過去から決定されたり命令されたりして、行動しているのではありません。
最先端の物理学者で、「時間は過去から現在、未来に向かって流れているのではなく、未来から現在に流れ込んでいる」と言っている人がいます。私もそう感じることがあります。少なくとも、「現在の中に、過去も未来もがある」と実感するようになってから、現実が望む方向に回り始めました。

そうは思えない方に対しては、「真理がどちらであるか？よりも、『こんなに苦しい思いを選んでまで、私には得たいものがある。それは何なのか？』という問いを立てていくと、問題は最短最速で根本的に解決する」ことをお話ししています。
 
 
【2】ポジティブシンキングではなく、ポジティブとネガティブを統合するから

世の中のほとんどの励ましや勇気づけ、自己啓発やコーチングは、ポジティブシンキングを土台としています。ポジティブシンキングでうまくいくような課題は、ポジティブシンキングで前に進めてください。でも、すぐにポジティブシンキングの限界につきあたります。ポジティブな面ばかり見ようとしてネガティブな面に蓋をしていると、自分の本質の半分を置き去りにしたままになり、先へは進めません。

では、どうすればいいのでしょうか？

自分のネガティブな感情の奥を見ていくのです。怒りや悲しみ、怖れを見るのは苦しいです。怖いです。
しかし、同行者である私の質問に集中して答えていくだけで、見るのを恐れていたネガを自力で見ていくことができます。

すると、ポジティブな自分をいくら掘っても見ることのできなかった本当の光が現れてきます。どんなに苦しんでいた人も、出口の見つからなかった人も、その苦しみの奥の奥には、本当に素晴らしい光、生きる喜びがあります。ポジティブもネガティブもすべて自分となった時に初めて、「今ここの私」が真の「人生の価値・目的」と一致します。
 
 
【3】自分とつながり、他者や世界とつながれるから

あなたは「本当の自分」を生きていまる実感がありますか？

私たちは生まれた瞬間から、その時代の環境や文化の中で生き抜くすべを身につけていきます。そのための教育や強制、自分の努力があって、なんとか今、この時代のこの社会の中で生きています。それは、別の言い方をすると、「自分」を作りながら生きているのです。作りたいのは「あるべき自分」。しかし、「あるべき自分」を心に描くと、同時に、その正反対の「ダメな自分」を抱えます。しかし、「あるべき自分」も「ダメな自分」も、「本当の自分」ではない。まだ存在しない「あるべき自分」が、実は存在していない「ダメな自分」を歯ぎしりしながら否定しているのです。

「本当の自分」を生きるとは、「今ここにある、そのままの自分」として生きるということです。
そのためにはどうしたらよいのでしょうか？
自分の中の「今ここ」の感情感覚をどこまでも深くつかめばいいのです。自分の心の深部に一致していくと、理想と否定を抱え込んでボヤボヤにいなっていた自分の輪郭が、はっきりクリアになります。すると他者や物事の輪郭もはっきりクリアになります。自分と他者の輪郭がはっきりすれば、世界がクリアに見えるようになるので、とっても生きやくなります。